車中泊で絶対に守ってほしいこと8選
車中泊を楽しみたい!
車中泊のいいところは
・気の向くまま旅行ができること
・旅行費用が浮かせられること
この2点が大きなメリットです。
手軽、気ままに旅行できる
まず、基本的に宿を手配する必要がないので、予約などの手間が省けます。
次に、思いついたらいつでも出発でき、道が続く限り、どこへでも行けます。
旅先での予定変更も自由なんですね。
さらに
旅行費用が浮かせられます。
高速道路のサービスエリアや道の駅の駐車場など、24時間無料で利用できるスペースを利用すれば、宿泊にかかる費用はゼロ円。これは魅力です。
浮いたお金を使って、おいしいものを思う存分楽しめます。
ケチケチ家族旅行にもぴったり。
でも、それだけではありません。
家族の絆が深まる
実は、狭い空間でたとえば親子4人が寝泊まりすると、子どもの方が大喜び。
車の中は秘密基地。狭い車内だけど、眠るまでの間、親子で一緒に遊ぶのも子供たちには大きな楽しみの一つ。
結果、家族の絆が、普通の旅行に比べると驚くほど深まります。
ただし、子供が中高生などの思春期に突入すると、車中泊を嫌がるようになることも多いです。
ですが、例えばお父さんと中学生の息子2人旅なんて言う場合は、車中泊はお勧め。
男同士でしかできない話、学校の話、進路の話、お父さんが大好きな釣りの話など、普段なかなかじっくりとできないことが、不思議と車の中でできてしまいます。
そんな、いいことたくさんの車中泊ですが、次のことに注意したいですね。
それは・・・
車中泊で守らないといけないルール
1 どこでも駐車していいわけではありません。
無料であれば、どこでも駐車していい、というのは絶対にNGです。
道の駅の駐車場でも、車中泊できないところもあります。
コンビニやスーパーの駐車場などは論外です。
ですから、いくらきままに旅行できるといっても、多少下調べは必要です。
車中泊できる道の駅、その他無料で車中泊できる駐車場は確認してください。
このサイトがお勧めです。⇒車中泊まとめWiki
2 アイドリングストップが原則です
騒音、排気ガスが他の車に迷惑です。それに最近盛んに言われているエコに反しますから。
それよりなにより、もっと切実な問題もあります。
それは、冬場にアイドリングして長時間停車していると起こる事故。
非常に危険です。
それは、雪がマフラーをふさいでしまい、車内に排気ガスが入り込むことで起こります。
人命にかかわりますから、アイドリングはやめてください。
寒さ対策グッズを用意
エンジンをかけていないと、寒くて寒くて、などということが無いように、寒さ対策のグッズを必ず用意しておきましょう。
・高断熱のブラインドシェードで窓をすっぽり覆うと、エンジンを掛けなくても外気温より5℃は暖かい。
そこで、窓がすっぽり覆われるような、高断熱ブラインドシェードはいかがでしょう。
密閉された感じになるので、外の冷気を遮ってくれそうです。
値段がちょっとお高いのが欠点ですが…。
だったら、カーテンで代用してもいいですね。
この遮光カーテンなら、けっこう重宝するかもしれません。
しかも、取り外しは自由だし、丸洗いもできる優れもの。
CARBI カービ自動車用 健康&ファッションカーテン 遮光ブラックタイプ Lサイズ「CB-50B」
車内で着替えるなどの場合、隙間があるのはイヤですよね。
でもこのカーテンなら割としっかり視線を遮ってくれそうですよ。
色がブラックなので、開けていても窓枠に締り感が出ますよ。
さらに
・窓を覆い、車内に厚めのマットを敷く。寝袋を利用すれば、寒さに十分耐えられます。
毛布などでもいいのですが、できれば寝袋。
子どもが一緒なら、なおさら寝袋にしましょう。
寝袋に入る、というだけで、子供はテンションが上がります。
マットは、できればウレタン製で厚いものを選んだ方が、ぐっすり眠れます。
(シートはたとえ倒してもデコボコはのこります。厚いマットはデコボコを吸収しますから。)
車中泊釣行必須!!自然に膨らむ!オンリースタイル車中泊専用マット
段差を吸収してくれる優れもので、朝までぐっすり眠ることができるはず、なんですが
でもこれはけっこうな値段・・・
もう少し手頃なものを考えるなら次のようなのもあります。
WOPOW SUV車用ベッド エアーマット 車中泊ベッド
これでも十分体を休められそうです。
キャンプでテントの中においてもいいですよね。
車中泊用のグッズを取り扱ったショップを覗いてみましょう。
周りの人や施設に迷惑な行為は絶対禁止
3 大きな音は立てない。騒がない。
特に、夜が更けてからの大騒ぎは、周囲に大迷惑。
ドアの開閉にも気を使いましょう。
オートキャンプ場など、車中泊するような施設を利用するときはなおさらです。
4 ゴミを放置していかない
施設にとっての迷惑は、やがて、わが身に帰ってきます。
マナーが守れない人が増えると、今まで気軽に利用できた施設が利用できなくなります。
車中泊する人が多くなること自体はいいことだと思うのですが、それに伴い、マナーを守れない人が増えたため、道の駅などで車中泊禁止箇所が出てきたのも、こういう背景があるのです。
その他、何点か列挙します。
5 駐車場でテーブルを広げてはいけません。
その場所、駐車スペースではないですか?他の車に迷惑です!
6 ガスコンロを車外で使わないでください。
周囲にいる人に煙や臭いが届き、不快な思いをさせてしまいます。
7 コンセントは、使用可能と明記されていない限り、勝手に使ってはいけません。
スマホの充電など、自分の車でやってください。
8 トイレで洗面はOKですが、食器などは洗ってはいけません。
キャンプ場など、それ用の洗い場があるところを使うこと。紙皿、紙コップなどを使うのがいいでしょう(ゴミは持ち帰る)。
迷惑行為は車中泊の自由を奪う
細かく迷惑行為をやめてほしいと書いたのは、理由があります。
迷惑行為が続くと、施設側は、車中泊の受け入れを必ず拒否します。
そうすれば、車中泊できる場所が減って、車中泊を楽しむ人たちに、そして自分自身に迷惑をかけることになるから。
最低限のマナーを守って、車中泊を快適に楽しみましょう。